格安SIM乗り換えの道しるべ

格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット

低価格が魅力のMVNOですが、当然デメリットは存在します。
後悔しないためにも、乗り換え前にデメリットについて理解しておきましょう。

キャリアメールが使用できない

大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)からMVNOに乗り換えた場合、当然のことながらキャリアのメールアドレス(docomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、softbank.ne.jp等)は使用できなくなります。

MVNO乗り換え後は、GMailやiCloud、あるいは、MVNOが提供するメールアドレスを使用することとなります。
当然、TwitterやFacebook、ネット銀行等にキャリアのメールアドレスを登録している場合は、新しいメールアドレスに更新する必要があります。

通信速度が極端に遅くなることがある

MVNOは大手キャリアから通信設備を借りていますが(『格安SIMとは?MVNOとは?』参照)、同じ設備を使っているからといって大手キャリアと同等のサービスが受けられるわけではありません。

MVNOはコスト削減のため「必要な分だけ」設備を借りており、時にその想定を超えてしまった結果、サービス品質の低下(=通信速度の低下)が発生してしまう場合があります。

典型的な例として、混雑している駅付近、多くの人が一斉に通信を利用する時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)等に通信速度の低下が見られます。

年齢認証機能が使用できない

一部例外的なMVNOを除き、格安SIMでは年齢認証機能が利用できません。

この機能が利用できないとアプリの一部機能が使用できない等の制約を受けることがあります。
有名どころとしては、LINEの「ID検索」、「電話番号検索」が使用できません。※LINEの基本的な機能は使用可能です。

通話料金が高くなる可能性も

標準的な格安SIMのプランには無料分の通話料金は含まれていません。

その分基本料金が抑えられてはいるのですが、よく電話をかける方は格安SIMの利用方法について考慮すべきでしょう。
具体的には、LINEやSkype、各MVNOが提供している通話アプリを活用しましょう。